バクティヨガ Japan

「根に水をやれば木全体が元気になります。すべての行いを、人の姿をした美、クリシュナへと向けることで、あらゆることが完璧になる、そう信じて生きることができます。どんなに些細なことであれ、自分がすべきことを一生懸命にすることで、あなたの頑張りがあまねく行き渡る。これが最高の調和です。誰にとっても最高の生き方は、宇宙全体と調和することです」     スワミ B.R. シュリーダル

私たちの存在とは

न जायते म्रियते वा कदाचिन्
नायं भूत्वा भविता वा न भूयः ।
अजो नित्यः शाश्वतोऽयं पुराणो
न हन्यते हन्यमाने शरीरे ॥२०॥
ナ ジャーヤテ ムリヤテ ヴァー カダーチン
ナーヤム ブートヴァー バヴィター ヴァー ナ ブーヤハ
アジョ ニッテャハ シャーシュヴァト ヤム プラーノ
ナ ハニャテ ハニャマーネ シャリーレ
(シュリーマド・バガヴァッド・ギーター 2.20)

「魂は生まれも死にもしない。創り出されたこともこれから創り出されることもない。なぜなら魂は生まれるものではなく、永遠に存在するものだから。いつまでも若々しく、それでいて古代のものである。身体が滅びても、魂が滅びることはない」

バクティヨガ ―探求と献愛の哲学ー

古代インドのヴェーダには、私たちは、生まれることもなく、死ぬこともない永遠の霊的存在だとあります。因果応報の法則であるカルマ(業)に従い、私たちは多様な身体に生まれてはさまざまな人生を巡り、喜びと痛み、幸せと悲しみなどの二面性を経験します。しかし、この一時的な体験の世界の先に、永遠の魂としての私たちが存在します。そして、私たちが魂であるなら、魂の世界というのも存在し、私たちは元々その世界の一員なのです。

最高の展望

永遠の魂の世界では、とりわけ神聖なその世界の中心で、私たちは神様と愛に満ちた関係をつむぐことができます。クリシュナという名のその神様は、崇高であるだけではなく、多様な姿をもつ神性において、最も独創的で魅力的な、愛すべき神様です。

私たちは誰ですか?

私たちの師はスワーミ B.S. ゴヴィンダと言い、古代インドのヴィシュヌ派の流れを汲む聖者です。ゴヴィンダ先生は、90年代から2000年代初めに世界中を旅し、献身愛とキールタン(唱名)を紹介して人々の魂を揺さぶり起こしました。ゴヴィンダ先生は誰に対しても分け隔てのない大きな愛情や理解を示す方でしたので、世界中の多くの人々の琴線に触れられました。

ゴヴィンダ先生が代表を務めていたシュリー・チャイターニャ・サーラスワト・マタは、1942年に先生が敬愛する師であり、著名なヴィシュヌ派の聖者・学者であったスワーミ B.R. シュリーダルによって創設されました。ゴヴィンダ先生は2010年にこの世を去られましたが、その活動は世界中の献身者(バクタ)たちによって今も引き継がれています。

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「クリシュナ意識は、愛と美を意味します。愛と美を自分の思うままに利用するのではありません。美しいものに触れるとき、美を楽しんでいるのは私だ、と普通思うでしょう。しかし本当は、私は美にもてあそばれているのです。美が主人公であり、世界の中心です」  

スワミ B.R. シュリーダル